六星占術は、生年月日から数字を算出し、それに基づいて6つの星に分類する占いです。元々は中国の易学をベースにした占いです。易学は4千年以上前から中国に伝わる「易経」という占いを研究する学問のことです。大宇宙や自然の中で人間は生かされており、自然界の法則を知ることで人間の運命も予測できると考えます。
膨大なデータで解読も難しかったため、その知識を取り入れる目的で易学が始まりました。高い的中率を誇っていましたが、難解であることから易学はあまり利用されませんでした。細木数子氏は、「易経」の要素を上手く取り込んで体系化した六星占術を生み出しました。六星占術では、人間は誰でも体内の小宇宙を持っていると考えます。
その小宇宙は大宇宙に存在する惑星を全く同じように一定の法則に従って動いています。つまり、大宇宙の法則を知れば人間の未来を予測することができます。人間の運気は自然界に春夏秋冬があるように、12年の周期で良い運気と悪い運気が循環します。またこの世に生まれた時から、12周期を5~6回ほど繰り返して土に還るとされ、この運命周期を知る道具が占命盤です。
占命盤を使えば、誰でも自分の過去や未来、現在の運気を知ることができます。自分の運気に大きな影響を与える運命星を調べることで、占命盤を作成できます。運命星はその人の性格や才能も知ることができます。占命盤は、西洋占星術におけるホロスコープと同じ役割を果たしています。
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